盆栽には色々な樹種がありますが、ここではポピュラーな樹種と培養管理をご紹介します。
当店でのお買い物・お持ちの盆栽の管理・鑑賞の際の参考になれば嬉しいです。
気候の変化に合わせ培養管理の方法も毎年のように多少変化させていますが、基本的な培養管理の方法は変わりません。


五葉松

見どころは肌の古さと葉性です。樹形はそんな樹形にも合い、「らしさ」が出せます。
関東では松柏といえば五葉松という地位を獲得しています。
葉性は四国系、那須系が特に有名といえます。四国系は、葉に銀(白み)が強くて太くパッチリとしています。那須系の葉は、黄色味が強くフワッと柔らかい感じです。
八房系品種も多いです。
植え替えは、3,4月頃行います。
肥料は少なめ、水も辛めで、冬の寒さにも強いですが、最近の夏の暑さには耐えきれないので、鉢の中の温度が上がらないように寒冷紗をしています。
病気は葉ふるい病などが出ますが、ボルドー系の薬を使っています。
葉透かしは、8月中旬(新葉が固まってから)から行います。
針金掛けも秋から始めます。
 
杜松
見どころは舎利の派手さ、とんがったパッチリとした葉です。杜松らしい舎利が好まれます。真柏よりも太くて派手な感じで、ゴツゴツしており、インパクトがあります。水吸いは真柏ほど変化がなくストレートな感じです。
伊勢杜松の葉性が有名です。また、北陸などの杜松はネズミサシなどと呼ばれ、葉がものすごく硬く、枝が混みづらいと言えます。特性として、枝がパッと枯れてみたり、植え替えの後枯れることもあります。杜松を手に入れた人はそれに負けずに楽しんでほしい。
植え替えは、3,4月頃に行います。生き道を注意しながら細かくだまになっているところを丁寧にほぐしましょう。植え替えてから2週間ほどは風に当たり乾くのを注意しましょう。
肥料、水は大好きです。舎利がある樹は、舎利は生きていないので水吸いと葉の量に応じた量の肥料を与えましょう。
剪定は、はじめの一回は芽が出てすぐに摘まず、ある程度伸ばしてからハサミで切ります。二番芽からはピンセットでこまめに摘みます。このときに、古葉も取ります。この作業を9月下旬まで行います。
針金掛けは、6月から8月ぐらいに掛けます。冬に行い、枝をひねったりすると、そこから枯れこむことがありますが、夏なら大丈夫です。
 
黒松
肌は厳しい荒れ方をしていて、パチッとして太い葉が見どころです。
肌はもちろん荒々しいのが好まれます。三州黒松などブロック状に割れる肌で時代感を表現するのにはもってこいです。
根の踏ん張りも大事でどっしりと土を掴み、重量感に満ちているものが良いです。葉も肥料をたっぷりとあげると青黒い色になり生命力を感じさせます。
樹形は太くてがっしりとしているものが好ましいです。模様木、懸崖、石付きが黒松らしさをさらに引き出します。模様木は太くて短くどっしりとしていて、根張りもしっかりしていてコケ順も大事です。懐からの枝分かれも必要で、キズは好まれません。まれに、正面にかけて見える舎利も良しとされることもあります。懸崖、石付きも同様であるが、懸崖などは枝順は大目に見られ幹の荒々しい動きを生かして作られます。
黒松には寸梢、錦松などといった色々な種類があり、それぞれに魅力がありますが、やはり山取りの古い樹が一番です。
植え替えは、3月頃行います。常緑なので土は取り過ぎない事が大切ですが、根底の根は厳しめに取りましょう。植え替え後の管理は、寒さに弱いので、寒風や霜に当たらないように気を付けましょう。
肥料は、植え替え後1か月過ぎたらたっぷりとあげます。小品盆栽は芽切の時から10月頃までは肥料を与えません。節間を伸ばさない為です。中品、大物は調子を見ながら大目に与えます。
消毒は夏にも行います。冬は石灰硫黄合剤が有効です。荒れた肌の間にカイガラムシが付いていることもあります。カイガラムシが増えると致命傷なので石灰硫黄合剤やスプラサイト、カルホスなどの殺虫剤を使用しています。最近は病気で葉がふるうこともありますが、まだはっきりした治療法はありません。樹に元気をつけて、色々な殺虫剤を試してみてはいかがでしょうか。
6月下旬から7月上旬に芽切を行います。この時、古葉の量をかなり減らします。古葉が多いと新芽が吹くのを邪魔をします。樹自身が古葉の光合成だけで生命維持出来ると判断してしまうと新芽を出さないのです。だから、新芽を出させるためにはかなりのギャップが必要なのです。
11月頃になると、古葉をピンセットで取り葉透かしをします。11月頃になると新芽が固まるのでこの作業を行いますが、あまり早い時期に行うと新芽がダメージを受けやすいです。また、新芽が多い場合は新葉も減らしますし、芽も整理します。作っている途中の樹や芽数の足りない樹は、幹から2芽、放射状に残します。出来上がっている樹は、完成樹は先端での枝分かれを必要としていないので、一芽で構いません。どの段階の樹も懐からの枝分かれは大切です。
針金掛けは冬に行います。特筆することはありませんが、幹の動きを生かし、たぐったり、ごまかさず、良いところをより良く見せられるように針金掛けをします。黒松らしさをイメージして空間、流れを意識しましょう。


 
真柏
盆栽の松柏では古くから人気がある。手入れが楽で枯れづらいのと見た目が派手なのが人気の理由でしょう。見どころとしては水吸い、舎利、葉性です。水吸いはあまり太くなく、盛り上がり、動きもあると良いです。捻転しているとなお良いです。水吸いが盛り上がっているのは古さの表れです。今までの過酷な環境で生きてきたのを感じさせ、生命とはすごいと海外では人気のところである。水吸いに動きが無いとせっかく舎利が良いのに一級の樹にならず残念です。また、足元で水吸いが見えるところを正面にもってこないと落ち着きがない印象になってしまいます。これもまた残念です。
舎利は、薄くて幅が広く動きに緩急のある、ギャップの強いものが良いです。まず、派手さが重要で、次に太さ、しかしただ太いのではなく薄くて幅が広いものが真柏らしいと言えます。また、理解を超えた動きの良さや見せ所、水吸いとのコントラストも重要な要素となります。
葉性は、糸魚川、紀州、北海道、三陸が有名ですが、最近は糸魚川が断トツの人気で他の葉性の真柏に糸魚川を接ぎ変えています。糸魚川でもいろいろな葉性があります。なかでも細葉の立性というのが一番作りやすく、人気です。この葉性は一回針金で伏せると途中の葉が立ってきて、針金を外しても垂れません。糸魚川のほかは紀州が良く、他の葉性なら良い葉性に接ぎ変えることをお勧めします。
 
イチイ
イチイの見どころは、舎利、水吸い、青々しい葉で舎利付きの盆栽の代表格であります。産地は北海道、長野がありますが、海外の緯度が同じようなところには自生しています。ヨーロッパなどではポピュラーです。北海道のイチイの方が葉が混み、盆栽として作りやすいし、枝枯れもしづらいです。針金掛けは葉が固まって寒くない時期に行います。
 
ケヤキ
雑木盆栽の中でも強くて作りやすい樹種です。樹形は特殊で、直幹が多いく、箒立ち、段箒立ちが主です。箒立ちは同じようなところから多数の枝が出るためその部分が太りやすくなるが、ここが太ってしまうとスムーズに見えず、違和感を覚えては良くないので培養の際には注意が必要です。ごつさを嫌うのでなるべく根張りから幹、枝先までスムーズな姿が良いです。欠点を途中で治せないのでより良い素材を選ぶのがとても重要です。根張りも八方根張りが好まれます。
植え替えは3,4月頃他の雑木と同じように行います。
剪定、葉透かし、葉切りなどを年に4,5回繰り返します。培養の時はちょっと深めの鉢に植え替え、体力を付けましょう。薄い鉢よりも小枝が作りやすいです。
葉性も色々あり作りやすい性とそうでもない性があり、作りやすさがかなり違います。性が悪い樹は手がかかります。雑木の見る時期は冬の寒樹の時期なのでその時の鑑賞に堪えるよう枝作りをしましょう。
細かくできた枝を守るために萬園のある関東では、夏は寒冷紗、冬はビニールハウスで保護をしています。枝先が細いのでこういった管理も重要です。
 

見どころは古い肌、小さな花で、見ごろは冬から初春です。野梅、緋梅をはじめ、花の種類はかなり有ります。野梅の中でもパチッと咲くものからポテッと咲くもの、また咲く時期も正月から3月頃と様々です。見どころの一つに肌の古さがありますが、有名なのが甲州野梅で、亀甲型に肌が割れる特徴があります。よく国風展などに出る樹はゆうに百年を超えているらしいです。
樹形は、普通の盆栽とは違いかなり自由度が高く、古さを生かして味を出す樹形が好まれています。枝動きもクイックに曲がったりなだらかだったりと作り手のセンスが試される樹でもあります。正面の出し方も良いところを前面に出すのを心がけましょう。
樹自体は強固で枝枯れなどはしても本体全体が枯れることは無く、枯れた場合はそれなりの理由があります。
植え替えは、3月頃行います。樹の勢いをつけたい場合やガレている樹は植え替えの時に根洗いします。元の方に粘土のような土がこびりついている時はきれいに取りましょう。
消毒には多少気を使います。稀に消毒によるダメージが出る場合があります。でも、枝や肌の間にカイガラムシが付きやすいので冬に石灰硫黄合剤などで殺虫しましょう。
針金掛けは5,6月頃に行います。時期が良いと枝を折っても枝枯れせずそれを動きに変えることもできます。また、接ぎ木も頻繁に行われ、古くて懐に枝がない樹などは懐に枝を接ぎ、作り直します。この時、人気の花性に変えることもあります。
肥料と水は大好きで、冬でも蕾や開花などで水を吸っているので水切れには注意しましょう。
 
長寿梅
小さくかわいい、赤または白の花を付けます。盆栽をやっていれば誰でも持っているようなポピュラーな樹種です。枝も作りやすく、持ち込んでいると古さも出てきます。花の時期も一年中ぽつぽつ咲いていますが、冬から春にかけて一番よく咲きます。
樹形は、根上がり、株立ちが基本形です。太らない樹種なので、模様木は作りづらいです。懸崖、石付きなど多岐にわたりますが、幹が太らないので大物では株立ち、中品では株立ち、根上がり懸崖、石付き、小品では模様木が多く見られます。
植え替えは、ボケと同じで秋に行います。
消毒もまめにして欲しいですが、古い樹などはたまに薬によっては薬害が起きることもあるので注意が必要です。
剪定は枝が伸び、堅く固まってから行います。芽が吹いてすぐに剪定をしてしまうと樹の勢いが無くなります。また、あまりまめに剪定をすると花芽が付かず花が楽しめない場合があります。あまり神経質に剪定をしない方が無難です。
この樹もキズが埋まりづらいのでキズの有る樹に注意しましょう。
暑さ寒さには強いですが、当園では夏は寒冷紗、冬はビニールハウスで管理しています。
 
ボケ
見どころはとにかく花です。国風展のころに丁度花がたっぷりと咲いて他の展示を圧倒します。樹形は株立ちが多いです。花が咲いたときに映えるような懸崖なども良いと思います。なかなか枝が出来ないから模様木は作りづらいと思います。枝が出来づらいので、幹の動き、古さが樹の評価につながります。また、キズが埋まらないのでキズの無い樹を買いましょう。
植え替えは、長寿梅と同じく秋に行います。癌腫病になる、または進行する危険があるためこの時期に行います。あとは普通に管理していれば大丈夫です。
枝もさほど細かくならないので葉透かし、葉刈りはしません。また、葉透かしなどをすると花芽が付きづらいこともありますのでほとんど手入れをしません。
肥料はたっぷりとあげましょう。
消毒はまめに行います。アブラムシが付きやすいし、赤星病等にもかかりやすいです。虫がついていなかったり、病気が出ていなくてもまめに消毒をしましょう。
暑さ寒さにも強く、保護してあげればそれはそれでよいですが、あまり神経質になることもありません。
 
カリン
雑木の中では珍しく迫力が見どころの樹です。独特の肌、大きな実が他の樹とは違います。樹は強靭で、管理しやすいですが、枝は細かくなりにくいです。樹形はほとんどが模様木です。懸崖、石付きなどの迫力の出る樹形も目にします。ボディを生かすとこのような樹形が多くなるのかもしれません。
枝は細かくなりづらいですが、春から夏にかけて葉透かし、葉刈りを繰り返します。
植え替えは3月ごろ、普通に行いますが、稀に癌腫病などに罹っている場合があります。その際はマイシンなどの殺菌剤を使って対処しましょう。葉も春先に赤星病などに罹ることがありますが、この時も赤星病にも効く薬で早めに対処します。
 
イワシデ
見どころは白い肌、細かい枝が見どころです。管理しやすく、強靭です。日本産の樹は縦に縞が入るような肌になりますが、朝鮮半島から来た樹はゴツゴツとした岩のような肌になります。好みが分かれるところです。キズも新しい傷は埋まりやすいですが、古い傷は埋まりづらいです。これはイワシデに限ったことではありませんが。
樹形は模様木、株立ちなどイワシデの自然な姿を生かした樹形が多いです。他の樹形もイワシデの良さを生かすことが出来るので色々な樹形にチャレンジしましょう。
植え替えは普通に行います。春から夏にかけて懐に日が入るように葉透かしを行います。秋の剪定も11月中旬頃から葉を落とし、ゴツイところ、交差しているところ等を抜き、柔らかい枝ぶりを作っていきます。夏は寒冷紗、冬はビニールハウスでの管理をしています。肥料、消毒もさほど気を使いません。
よい樹を作るために取り木をおこなうこともあります。接ぎ木をすることもありますが、至る所から芽が出るのであまり必要ないです。
 

見どころは、葉の形、古い樹の肌の変化(古くなると肌が剥がれてくる)、根張りの良さ、枝の細かさ等です。樹形は模様木、懸崖、株立ちなど色々あり楓らしさを出せます。特に、模様木、株立ちは人気があります。
植え替えは春、芽が吹く前に行います。結構根を切り取っても大丈夫で、根張りが良くなるように底根を取り、放射状に外に向かっている根を残します。
剪定は、葉透かし、葉切りをします。萬園では葉刈りはあまり行いません。抜本的に芽数を増やしたい樹、懐に芽が欲しい場合は行うこともあります。年に4,5回葉透かし、葉切りをします。楓はモミジ等と比べ、枝が太りやすく葉を付けていると枝太りしてごつくなります。それを防ぐために、葉を切り表面積を減らし、光合成する量を減らします。こうすることにより栄養が枝、樹に行かず枝を細く作っていけます。またこの時、剪定もします。ごつくなっている枝、同じ箇所から多数出ている芽を二つ以下にする、向きの違う枝を抜きます。春から夏にかけて何回も行える作業なので一年で随分と枝が充実します。太い枝を抜くのも春から夏にかけて行うことをおすすめします。光合成をしている時なので、樹の細胞が活性化していて、キズ口をまくためにすぐ動き出し、キズもまきやすくなります。
秋の剪定は11月中旬頃、葉を切り落として行います。夏の手入れの成果が見られるので楽しい作業です。ごついところを減らし、枝を柔らかくしていきます。この時期はあまり太い枝は抜かず、春に抜きましょう。冬に向かうので、キズが埋まりづらいからです。
楓の場合、取り木がしやすいので、今、流通しているよい樹のほとんどは取り木してあります。そのため根張りの良い樹が多いです。
また接ぎ木も簡単です。枝の足りない所や、すべての枝を変えることもあります。大体太い樹で葉性の良いものはありません。また、細かく良い葉性の樹は幹が太りません。そこで、太くて葉性の良い樹を作ろうと思ったら衣替えが必要になるのです。良い盆栽はこのように作られています。
肥料、水も好きです。でも、梅雨の時は肥料を少なくしましょう。
葉が柔らかいので梅雨時期はうどん粉病に注意しましょう。
夏は寒冷紗で日光を遮ります。だいたい半日、日が当たれば大丈夫です。冬は、小枝を作っているので寒さ、風、乾燥に弱いのでビニールハウスの中で保護します。
 
モミジ
雑木盆栽の代表的な樹種です。葉が特徴的で手を広げたような形をしています。盆栽界では品種も多く山モミジ、出猩々、清玄、枝垂れ系、獅子頭等はじめたくさんあります。見どころは、白い肌と柔らかい枝、素晴らしい根張りなどです。
樹形は模様木、文人、懸崖、石付き、株立ちなど多岐にわたります。それぞれの特徴を出しやすいので樹形を生かして作っていただければ良いと思います。
植え替えは普通に行って特に問題はありません。
春に芽摘みを行いますが、萬園では前々から少し特殊な芽摘みを行っています。モミジの芽はどうしても節が伸びてしまうので、芽を覆っている袴を取り、柔らかい先端(この先伸びる芽)も取ります。柔らかい芽の細胞を空気に当てて細胞の硬質化を図り、細胞が増えるのを抑制します。葉透かしと葉刈りで懐に日光を入れるように管理します。楓ほど頻繁に芽吹いたり、枝が太ったりはしません。もちろん、枝も二又が基本で、懐からの枝分かれをさせ、結果先端で枝が混むように作っていきます。
ただし、獅子頭は節があまり伸びないので、袴取りは行う必要性がありません。そのほかは楓と同じような培養管理のやり方で大丈夫です。
また、モミジは取り木、接ぎ木も多用されていて、良い樹は必要なアプローチをかけてあります。
 
ウメモドキ
適度な枝のほぐれと赤い実(白実もあります)が長く眺められ楽しめる樹です。
樹形は、模様木、株立ちが多いですが、懸崖、石付きも良く似合います。実が付いた時の姿をイメージして作っていきましょう。
植え替えは普通に行います。
剪定は、実をつけようとするとあまり剪定が出来ません。6月以降の剪定は控えます。枝を作ろうとする場合は、葉透かし、葉切りを一年に何回も繰り返します。そうしますと結構枝が混んできます。しかし、実は付きづらいです。実を楽しむのと枝を作るのは比例しません。ですから実を楽しむ年と枝を作る年とわけて培養管理を楽しみましょう。雌雄異株のため実を付けるためには雄が必要です。大きく古いキズがある場合、ほとんど埋まりません。やけこんでしまう場合もありますので気を付けましょう。多少の傷は処理が早ければすぐに埋まります。古い傷には要注意です。
夏は寒冷紗、冬はビニールハウスで保護、管理します。
実が付いたら半日陰で管理しましょう。日が良く当たると実が灼けてしまう場合があります。
 
 
ミヤマカイドウ
見どころは秋から冬に掛けて付く実と春に咲く花です。肌は白く古くなるとヒビが入りそれが古さを表現します。樹形は模様木、懸崖が多く、稀に石付きや株立ちもあります。
植え替えは春に行い、管理も通常でよく、結構簡単です。リンゴの原種なので交配も一本で良くあまり気を使いません。キズは大きく古い傷は埋まりませんが、細かい傷はきちんと処理をすれば埋まります。個体差が多く、実の大小、花の付きやすさ、枝の細かさなど大きく異なる場合もあります。花が付かない樹は30年管理していても付かないこともあります。枝が出来る樹は実が付きづらいのが普通です。それぞれ良いところがあり、その特性を生かして作りましょう。
 
 
ピラカンサ
小品盆栽協会ではタチバナモドキと呼んでいるようです。
見どころは常緑広葉樹で秋から冬に掛けてのきれいな実、春の花で、幹も早く荒れるので古さを表現しやすい樹種です。樹種は模様木、懸崖、株立ちが多いです。
植え替えは春で、管理もしやすいですが、たまにカイガラムシやダニが付くこともあります。キズはまきづらく、ほとんどまかないと考えてよいでしょう。でも、キズからやけこむことは少ないです。
取り木はすごく簡単です。ほとんど失敗は無いでしょう。取り木をすると座が良くなるため是非腰の高い樹はするべきです。
萬園では2月中旬から3月にかけて葉刈り、剪定、針金掛けをします。葉刈りをすることで樹の勢いの強弱を無くし、フトコロからの枝分かれを作ります。
実の色がオレンジ色の特徴は、肌が荒れやすい、枝が良くできる、実が付きにくい。
実の色が赤の特徴は、肌が荒れづらい、枝が作りにくい、実が良くつく。
そのほか黄実もあったりします。
 
寒グミ
グミにはアキグミ、ナワシログミ、島グミなど実のなる時期や葉性によって何種類かありますが、盆栽で多く流通しているのが寒グミです。見どころは肌の古さ、冬でも照りの有る葉、冬から春にかけて色づく実です。樹形は模様木、懸崖などが多いです。
植え替えは3月頃普通に行います。また、3月頃葉刈りをして不要な枝を抜いたり、フトコロの芽を救済したり、芽吹きの促進を図ります。国風展や雅風展の時に葉刈りした状態で飾っていることもあります。枝の細さを見どころにする意味もあります。
枝は細くなるほうで春から夏は葉切り、葉透かしを多用し、フトコロに日をいれます。また枝が先端でだまになるのを防ぐために枝も減らします。しかし、あまり頻繁に手を入れると花芽は付きづらくなるのでやはり枝を作るのと実を付けるのとは両立できないのです。
消毒は普通に行い、冬先の新芽のころは消毒に負けて痛むこともありますが、ダニも付きやすいのでその対応も必要です。
実を付けるためには交配する必要があります。交配方法は匂いの強い寒グミを傍に置き、虫を呼び交配させるという盆栽の中では特殊な方法です。蛾の仲間と思われる虫が一生懸命交配してくれます。
展示会等で展示してある樹にもウロ(舎利)がある樹も多い樹種で、他の雑木はキズを嫌いますが、寒グミに関しては、好みにもよりますが、評価としては「有り」のようです。枝を落としたキズはもちろん「無し」です。
 
 

MESSAGE FROM YOROZUEN 萬園からのメッセージ

ー萬園的見解ー
こちらは萬園の盆栽の見方や行っている培養管理のテキストコンテンツです。
盆栽を買う際のヒントや毎日の培養管理にお役立てください。
当園はアフターサービスも行っております。お買い上げいただいた盆栽のご相談もお気軽にどうぞ。

・萬園について<about Yorozuen>
・盆栽の要素とは
・樹形について
・樹種の紹介
・基本的な培養管理
・土とか道具とか…

ショッピングガイド

SHIPPING 配送・送料について

ゆうパック
御注文の商品代金のほかに送料を頂いております。
送料は商品到着時に配達員にお支払いください。
受注メール等には送料が0円と表示されますが、商品到着時、実費頂いて居ります。
代金引換で5万円以上の場合には別途印紙代がかかります。
セキュリティーサービスを付ける事も出来ます。その際加算される手数料は別途頂戴いたします。
損害要償額は、50万円までです。

商品の大きさ、お届け先で料金が変わりますので、明記できません。
また、サイズが大きい商品(縦、横、高さの合計が170 cm以上)の場合は、ヤマト便となる場合がございます。
ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

RETURN 返品について

不良品
お客様のご都合による返品・交換は、商品到着日より3日以内にご連絡をいただければお受けいたします。この場合の送料の実費、振込手数料、通信費等はお客様のご負担とさせていただきます。
但し、商品に手を加えた後の返品はご遠慮ください。

なるべく実物に近いように撮影をしておりますが、ご使用のディスプレイ等により実物と写真との色味が違う場合がございます。
また、時期により鉢の植え替えや、手入れ等のため姿が変わっていたり、実物、花物の場合は、ご注文時に花や実が終わっている場合もございます。その点ご理解くだいませ。
返品期限
到着日より3日以内にご連絡ください。(不良品の欄もご参照ください。)
返品送料
お客様都合による返品に伴う送料、通信料はお客様負担となります。(不良品の欄もご参照ください。)

PAYMENT お支払いについて

店頭支払(お取り置き)
当園にてお支払いをご希望のお客様はこちらを選択してください。
管理の都合上、ご注文はこちらからお願いします。
お取り置きは原則1週間とさせていただきます。
ご来園される日時を備考欄に明記してください。
売り切れ・その他連絡事項がある場合は受注メールにてお知らせいたします。

【流れ】
(1)カートでご注文・決済方法「店頭支払」を選択
 ↓
(2)在庫確認後、当店より受注メールを送信いたします。
 ↓
(3)商品があった場合、当園にて商品お引渡し。代金はご来店時に承ります。
 
【お支払い方法】
ご来店時にお選びください。

・現金
・クレジットカード
・QR決済
・paypal
カード決済(クロネコwebコレクト)
当園が利用しておりますヤマト運輸決済サービス、クロネコwebコレクトにおきましてクレジットカード払い不正利用の懸念が確認されました場合は、誠に勝手ながらお取引をキャンセルさせていただく場合がございます。

また、当サイトはショップカート以外に、店頭、電話、メールでも注文を受けておりますので、在庫管理の反映にタイムラグが出る場合がございます。
御注文いただいた際に、商品が売約済みの場合もございますのでその点ご了承くださいますようお願い申し上げます。

大変申し訳ございませんが、一度に決済できる金額が30万円までとなっております。カード決済で30万円以上のお買い物をご希望されるお客様はお問い合わせください。
また、Paypalのご利用も可能ですのでお問い合わせください。

キャンセルの場合はお早めにご連絡ください。

代引き(ゆうパック)
商品代金と送料を商品到着時に配達員にお支払いください。
代金引換で5万円以上の場合には別途印紙代(200円)がかかります。
銀行振込
恐れ入りますが、振込み手数料はお客様がご負担となります。
入金が確認でき次第、発送致します。なお、土曜、日曜、祝祭日は入金確認できません。

お振込みは当店担当からの「受注確認メール」を受け取られてからお願いいたします。

お振込みの際、ご注文者様と名義が違う場合は、ご注文者様のお名前に変更してください。


また、御注文日から一週間以内にお振込くださいますようお願い致します。
何らかの理由で、ご入金に一週間以上かかる場合にはご連絡ください。
ご連絡のない場合は誠に勝手ではございますがキャンセルとさせていただきます。

埼玉りそな銀行 東川口支店 店番683
普通預金 0379894 フカノアカツキ

三菱UFJ銀行  西川口支店 店番 289
普通預金 0270385 フカノアカツキ

ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)当座 0586183
00130-9-586183 フカノアカツキ
現金書留
前払いとなります。商品代金をお送り下さい。書留が届き次第、送料着払いにて発送致します。恐れ入りますが、現金書留の手数料と送料はお客様負担となります。